エンジニアの多くは、ある程度の年数を企業で勤めるとフリーランスになることを考えるようです。
企業で働くには、仕事に制限が多く自分の納得のいく仕事ができないというストレスが大きいからかもしれません。
自分の思う仕事をしたい、また納得のできる仕事がしたいと考える人は、フリーランスの道を選ぶということも多いようです。
フリーランスの仕事は、企業で働くよりもシビアな問題が多く存在します。
大勢の中で働く企業の場合は、他にもエンジニアがいますので仕事を始めて一年目であれば、そのキャリアにあった仕事を与えられますし、スキルも検討して仕事に従事することができます。
ですがフリーランスのエンジニアにとって一年でも十年目でも同じです。
結果が全ての評価になります。
フリーランスになって一年目です、という甘えは許されません。
ですがまたその反面、フリーランス一年目でも良い仕事をすることで高い評価を貰うことができます。
評価が高くなれば次の仕事に結びつきますし、新しい顧客との関わりも生まれてきます。
問題は、フリーランスで働くにはエンジニアとしてのスキルとキャリアを準備しておく必要があるということです。
企業で働く期間が無駄にならないよう、学ぶべきことはしっかり学び、自分の身につけるようにしなくてはいけません。
仕事の流れや分担の仕方、営業や経理関係も同じように学ぶ機会が多いのは、企業ならではです。
フリーランスになると仕事をする以外の業務をしなくてはいけなくなります。
営業や経理事務も自分で処理するには、時間配分と要領が必要かもしれません。
仕事が増える中で、精度の高い仕事をするには、いかに準備が大切か、ということです。特に必要だと思われるスキルに関しては、企業に勤めている間に取得しておくと良いでしょう。